ガラテヤ2章16節の翻訳は、聖書協会共同訳で大きく変化した。新共同訳では「キリストへの信仰によって義とされる」とされていたが、聖書協会共同訳では「キリストの真実によって義とされる」と訳される。原文はどちらにも訳せるが、後[…続きを読む]
アーカイブ: 説教
250504_「その福音、誰から聞いたの」ガラテヤ1:1−12
ガラテヤ書をある牧師は信仰者にとっての「北極星」だと表現した。信仰者が人生の航路を定める際に、常に立ち戻るべき方角を示してくれる書簡だからである。そして今日の礼拝は、国立のぞみ教会の宣教開始64周年にあたる。改めてこの書[…続きを読む]
イースター礼拝「走り出した先に」マタイ28:1-10
「走り出した先に」マタイ28:1−10 今年のイースターは4月20日。これは移動祝日の中でも遅い方である。日付は毎年異なるが、私たちは「今日はイエスさまの復活を祝う日」と知った上で礼拝に集っている。子どもたちは朝から野外[…続きを読む]
250413_「闇に響く主の言葉」マタイ27:32-56
主イエスが十字架の上でただ一度だけ発せられた言葉、「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」。これは福音書の中でも最も重く、深く、胸に迫る叫びである。主の周りには「神の子なら降りてこい」と嘲る声が満ちていた。[…続きを読む]
250407_「裏切りのキス、貫かれる愛」マタイ26:47−56
「裏切りのキス、貫かれる愛」 マタイ26:47–56 裏切りは、人の心に深い傷を残す行為である。とりわけ、それが親しい関係の中で起こったとき、その痛みはより深く、悲しみはより大きくなる。イエス・キリストが十字架に向かわれ[…続きを読む]